こんにちは ウルです。
今回はDELERKE ディストリビューターの調整方法を紹介していこうと思います。
そもそもディストリビューターとは?
【distributor】 分配者 配給者 卸売業者
配電器 分配器
などの意味があります。
今回のレビューはエスプレッソに使用するディストリビューターになりますので
意味合いからすると 「分配器」 といった意味合いになりますでしょうか。
本製品の使用目的が、バスケットに粉を入れ、レベリングをした後にバスケット内
の粉を均等にならす(分配)ために使用するものとなっているからです。
では見て行きましょう。
箱。
定圧タンパーと同じ箱です。
箱を180°回転すると
こうなってます。
箱の中身たちです。
定圧タンパーの時と同じマットが入っていました。
同じものなんで、今回は袋から出しません。
ちなみに、前回紹介しませんでしたので、裏側も撮影
無地です。
さて、こちらが肝心のディストリビューター
裏側
この銀色の金属部分でバスケット内の粉を押し込む事で均一にならす事ができます。
重さ376グラム そこそこずっしりとしてます。
分解するとこんな感じになります。
左からパーツ1 シリコンリング パーツ2 パーツ3
とします。
では、ディストリビューターの高さ設定方法につきまして
まずは、ポルタフィルタにコーヒーを入れるんですが
ここま、いつも入れている粉の量にしましょう。
ウルさんはいつも8グラムなので、いつも通り計量して入れます。
粉を入れたらレベリング
バスケットの端っこに隙間ができないように表面をきれいにならしましょう。
本来であればこの後にディストリビューターで押し込みバスケット内の粉の隙間をつぶし
バスケット内の粉を均一にする訳なんですが、今回はディストリビューターの高さ調整
ですので、やりません。
レベリング後にタンピング
定圧タンパーだと、いつも通りにできるのでとっても良いです。
タンピング後の画像
この、バスケット上面からコーヒー粉面の深さを基準にディストリビューターの高さを調整
していきます。
まずはディストリビューターのパーツ3をそっと乗せます。
粉を崩さない様にそっと乗せてください。
タンピングしてるんで、ちょっとやそっとじゃ崩れないでしょうけど。
パーツ2をネジ締めしていきます。
この時パーツ3のネジ頭を軽く押さえてあげるとやりやすいと思います。
ポルタフィルタ上面とパーツ2がぴったり当たるまでねじ込んでいってください。
これが、タンピングによって押し込まれた深さです。
このままでディストリビューターを使うとタンピングした後の深さまで押し込む仕様となって
しまいますので、少しネジもどして高さを減らします。
ウルさんは一回転ほど戻しました。
このネジはピッチが1.5mmなので、一回転で1.5mm低くする事ができます。
高さの微調整が終わったら、緩み防止用のシリコンリングを通します。
パーツ1をねじ込んでいきます。
しっかりと締め込みディストリビュータの調整完了。
特に難しい事はありませんし、注意点等もありませんでした。
一点、コツとすれば
パーツ3とパーツ2をねじ込む時、パーツ3のネジ頭部を軽くおさえながらパーツ2をねじ込んでいくと
ポルタフィルタに当たった時少しテンションを感じるので、わかりやすいと思います。
以上 DELERKE ディストリビューターの調整方法でした。
今回はこの辺で。
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